X-FILES 薦めても「めんどい」とか言っておそらく見ないであろうみなさんのために、 なんとなく見た気分になれる感想を書いていこうと思います。 X-FILEってなに!? FBI捜査官のモルダーとスカリーが米国民の血税を使ってあちこちに出張し、 超常現象っぽい事件に首をつっこむドラマです。シーズン9まで製作されました。 FBIってほんとにそんな仕事してるの!? してるわけがありません。 説明しなくてもそれくらい分かりそうなものですが、 かつて千葉県在住のとある少年(当時小学5年生)が テレビでX-FILEを見て「やべーFBI楽しそう!就職したい!」などとホザき始め、 級友に「あれはドラマの中だけの話でしょ?」とツッコまれるまでの間、 ずっとFBIの業務内容に宇宙人逮捕も含まれると素で思い込んでいた、 という非常に痛ましい事件があったので一応フィクションであることを ここに明記しておかねばと思った次第です。 というかその少年は俺です。 どんな人が出てくるの!? 主要な人物を写真つきで紹介します。 フォックス・モルダー 主人公。 オックスフォード大で心理学を学び、FBIアカデミーを主席で卒業。 もっとも有能な犯罪捜査官のひとりとして将来を嘱望されるが、 突然「僕のほんとにやりたかったことは宇宙人がいるって証明することだ」とか言い出してみんなをがっかりさせる。 彼が輝かしい未来を投げ打ってまで宇宙人絡みの事件に熱意を注ぐのは、 幼少期に宇宙人の手によって妹が誘拐されたトラウマに起因している、と作中ではいわれているが、 宇宙人以外のいかがわしい事件にも異常にこだわるので単にムー(※1)っぽいネタが大好きなだけの キバヤシ野郎ではないかと思えてならない。 好物はヒマワリの種とプレイボーイ。 (※1) ダナ・スカリー 医師、科学者、FBI捜査官と三足のわらじを履く非常に有能な女性だが、何の因果かX-FILE課に配属される。 初めのうちは超常現象について熱弁するモルダーを、昆虫か何かを見るような目で見ていたが、 だんだん感化され、最終的には後輩に超常現象について熱弁し、 昆虫か何かを見るような目で見られるところまで成長する。 医師であるため作中の検死解剖を一手に担っているが、 死体の胃の内容物を見て「ピザが食べたくなってきたわ」と言ったり、 ある意味でモルダーを凌駕する狂気を垣間見せる場面も。 シャクレキリシタン。 スキナー副長官 FBIの副長官。 初期は思わせぶりな態度から、X-FILE課を潰そうとする悪の勢力の一人では…と疑われたが、 のちに単なる中間管理職だったことが判明。政府の偉い人とモルダーの板ばさみで日々ストレスをためこむ。 一見ただのハゲだが、若い頃は海兵隊でブイブイいわせていて、荒事の際はモルダーより強かったりする。 ジョン・ドゲット モルダーがエボリューションというクソ映画のロケで忙し…じゃなくて 宇宙人にさらわれて不在の間、代わりにスカリーの相棒としてX-FILE課に配属される。 写真を見てもわかるとおり、元海兵隊でモルダーの100倍強い。 モニカ・レイエス シーズン9でドゲットの相棒としてX-FILE課に赴任。 超常現象をなんでも頭から信じるところはモルダーと同じだが、 自分に霊感があると確信してるあたりモルダーより数段タチが悪い。 連続殺人犯をカバラ数秘術で捕まえようとする回は全人類必見。 ローンガンメン モルダーのオタ友。 「20ドル札には発信機が仕込まれている」と真顔で力説したり、 家の玄関に鍵を10個くらいつけてたり、実在したら絶対に目をあわせたくないタイプの人たち。 サマンサ・モルダー モルダーの妹。定期的に登場するが全てニセモノで、モルダーをぬか喜びさせる。 スモーキングマン すべての悪の黒幕。当初はこいつを倒すと即・最終回!みたいな空気だったが、 別に失脚しようが失踪しようが話は終わらなかった。実はモルダーのパパ。 ディープスロート なんかエロい名前のおっさん。 スモーキングマン側の人間だが、モルダーにちまちま情報提供してたらバレて殺される。 辞世の句は「誰も信じるな」。合掌。 クライチェック 元々はスモーキングマンの部下だが、損得勘定で動き、色々な組織を渡り歩く。 20話に1回くらいの頻度で登場するが、いかんせん影が薄く、出てこない期間に顔を忘れてしまうため、 再登場するたびに「誰こいつ…?」と一瞬混乱する。 バウンティハンター 通称ゴリラ。 宇宙人が存在する証拠を消すために暗躍する殺し屋で、本人も宇宙人。 「怪力」「顔を自在に変える能力」「弱点以外を攻撃すると毒性のウイルスをまきちらす」など、 勝てるかバカ野郎!なキャラだったが、死ぬときは意外とあっけなく死んだ。 入植者 地球を植民地化しようとしている宇宙人。 スモーキングマンの組織と共謀しているが、裏切らぬよう組織の主要メンバーの家族を人質として要求するなど、 やり口が宇宙人というよりヤクザ。 |
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