パペットマスター

新作が出てるっぽいなあ。見てー。



このパペットマスターという映画は、お世辞にも面白いとはいえない。

生きてる人形が主人の命令で人を殺すってだけのストーリーで、演出もヘタクソ、役者は大根、テンポはゆっくりという、
かなり退屈な作品なのだが、それらの欠点を補って余りあるほど、人形の造形がカッコイイ。
というかその長所のみを武器に、シリーズ9作目まで作られたという、ある意味すごい作品です。

こんな人形が出てくる。

ブレイド



人形たちのリーダー格。右手のメスでちまちま敵を切りつけるぞ。
普段は眼窩が真っ暗だけど、テンションがあがると画像のように目玉が飛び出す。

ジェスター




ピエロ人形。3分割された顔を回転させることにより、表情がころころ変わる。
人形たちの斥候役というか、まずこいつが現れて顔芸で人間を挑発し、
それに気をとられてる間に後ろから他の人形が…というパターンが多い。

ピンヘッド



パワーキャラ。力はすごいんだけど、首が簡単にすっぽ抜けるという弱点のため、割と頻繁に負ける。
噛ませ犬ポジション。

リーチウーマン



人形たちの紅一点。あんあん喘ぎながら、口からヒルを吐くという、エロ気色悪いギミック搭載。

シックスシューター



6本腕のガンマン人形。
普段はにやにや下品な笑みを浮かべているが、敵を撃ち殺すときはスカーフで口元を覆うのがカッコイイ。

トネラー



見たまんま。敵にダッシュで特攻し、ドリル頭突きをかます。

トーチ



右手が火炎放射器。
日本語版だと「鉄人バーべQ」とかいうひどいネーミングだが、その名の通り、
自分を小突き回した子供をバーベキューにしていて引いた。

とまぁ、一通り人形を紹介してみた。
彼らのデザインにグッとくるものがあるひとは、多分そこそこ楽しめる気がします。
逆にピンとこない人にとってはひたすら退屈な映画だと思う。
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