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ロード・オブ・ザ・リング


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久しぶりに三部作まとめて見たんだけど、やっぱガンダルフが面白すぎるよなあ。
魔法使いなのに肉弾戦しすぎだろっつう。なんで杖ふりまわしてオーク殴ってんだよ、魔法使えよ。

ていうかガンダルフが白のサルマンっていう魔法使い仲間とタイマンするシーンがあって、
ここでは一応魔法を使うのですが、なんか魔法って感じじゃないんだよなあ。
どっちかというとSFのサイコキネシスっていうか。
杖を振ると相手が見えない力で地面や壁に叩きつけられるみたいな。
まぁ魔法は魔法なんだろうけど、もう少しファンタジーっぽい魔法使えよと思いました。
炎とか雷とかさー。

あとこの世界の魔法使いで疑問に思ったのが、
1ではガンダルフの通り名が「灰色のガンダルフ」で、ライバルのサルマンは「白のサルマン」なんですが、
まあサルマンの方が強いんですわ。で2で、ガンダルフがいろいろあってパワーアップすんだけど、
そしたら服が灰色から白になって、通り名も「白のガンダルフ」に変わったのだが、なんでしょう。
魔法使いがレベルアップすると、黒→灰色→白って感じで漂白されてくの?
最初はみんな黒なの?マイケルジャクソン?

あとガンダルフの十八番で、花火をあげる魔法あるじゃん。
あれを見るとどうしても久保タイトを思い出す。
彼の漫画にも花火をあげる魔法が出てくるんだけど、その呪文が面白くて、

秋の黄昏が支配を欲している
12本の蛇
猿の右手が星を掴む
赤銅色に焼けた72対の雨が集う
華鶴射法の二 鉤咲(かぎざき)


とまぁ、これを唱えると空に花火がチュドーンて。久保先生パネエっす。



ソウ6


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3以降、「そろそろ潮時だろ…」と毎回ぼやいてた俺だが、
ここまで続くと逆にどこまで続けられるか見届けたい気持ちになってくるな。
とりあえず7 の製作は決定済みで、8,9の構想もすでにあるらしい。ぱねー。
俺が寿命迎える時に「あ…まだSAW続いてんだ…?(ガクッ)」ってなるのを期待してます。

今回もジグソウの弟子が大暴れ。
ていうかジグソウの遺言とか弟子とか、いくらでも「実は」で出せるから、半永久的に続けられるなほんと。
とりあえず、立ち位置があやふやな、なんとなく生き残ってるやつは、その後のシリーズで
「実は意志を継ぐものだった」とか言い出す事が多いので要注意。



バイオハザードIV アフターライフ


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今回もミラジョボビッチ無双というか、このシリーズはポール・アンダーソンって馬鹿が
「俺のワイフどうよ?」ってのを言いたいだけの映画なので、観客もそれを踏まえて見るべきなのだ。
いや、べきか?うーん。

とりあえず、前作のラストでミラジョボビッチのクローンが大量生産されていたのを、
ミラジョボビッチ(オリジナル)が救出し、メンバー全員ミラジョボビッチの超人兵団を結成。
アンブレラの東京本社に攻め込むところから物語は始まる。

完全武装(背中にニンジャソードを2本装備&両手にマシンガン&黒の全身タイツ着用)のミラジョボビッチ軍団が
雑魚を蹴散らす様子は相当笑えるので必見。

で施設をくまなく破壊するのだが、肝心の黒幕・ウェスカー(※1)にはまんまと逃げられます。
とんずらこいたウェスカーは遠隔操作の核爆弾でミラジョボビッチ軍団ごと本社を爆破。
核の炎に包まれるミラジョボビッチ軍団。

すんでのところでウェスカーの乗った飛行機に潜り込んでいたミラジョボビッチ(オリジナル)も
ウェスカーを殺そうとしたら逆に変な注射を打たれ、3までの超人的能力を失う体たらく。
つうかこの文章「ミラジョボビッチ」って単語が多すぎてうざい…。

で、相手を舐めてたらいつのまにか大ピンチのミラジョボビッチ(間抜け)はウェスカーに殺されそうになるんだけど、
ウェスカーはウェスカーでクソ間抜けで、ミラジョボビッチを殺すのに夢中になるあまり飛行機の操縦がお留守で、
そのまま機は山に激突。間抜けが二人仲良く爆死した…かに思われたが、
大破した飛行機からもぞもぞ這い出してくる超人的能力を失ったはずのミラジョボビッチ。
デフォルトで硬いのかよお前…と観客唖然。

と、ここまでが冒頭ですね。でこのあとはアラスカにいったりロスにいったり、
ミラジョボビッチの全米行脚が繰り広げられるのだが、続きは見てください!(説明飽きた)

(※1)


僕の知ってるウェスカーとはアスペクト比が少し違うウェスカー



タイタンの戦い


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ギリシャ神話の話なんですけど、登場する神々が全員クズで爆笑。

ゼウス
兄をそそのかして巨大クリーチャーを作らせ、親父を抹殺。権力の座につく。
その後、汚れ仕事を押し付けた兄は冥府送りに。

「人間大好き!」が口癖だが、一方で「俺に逆らう人間は大嫌い」というダブルスタンダードの持ち主。
自分の求愛を拒んだ女を死ねない体にして、「愛する者が先に死んでいくのってどういう気分ねえねえ?」の刑に処したり、
自分に逆らった人間の妻をレイプしたり(その結果生まれた望まれない子供が主人公)、やりたい放題。

ポセイドン
家系なのかなんなのか、兄のゼウス同様レイプ魔。
ゴーゴンという女を口説くも逃げられ、男子禁制のアテナ神殿に避難される。
が、構わず突入→神殿内でゴーゴンをレイプ。「ごちそうさま!」とポセイドンはホクホク顔なんだけど、
レイプ被害者のゴーゴンはアテネ神殿でセックスした罰で醜いモンスターに変えられるという踏んだり蹴ったりな目にあう。

ハデス
弟に騙された挙句、冥府に押し込まれた不遇の兄。
立場的に弟が上司なので、へこへこしているが、内心では死ぬほど恨んでおり、いつかぶち殺してやると思っている。
弟の息子(甥)の育ての親を殺し、死ぬほど恨まれている。なんだこの骨肉相ばむ家族。

物語は、神にムカついた人間たちが反乱を起こしてるっていう状況から始まるんだけど、そりゃムカつくだろうこんな神々。


モンスター 〜少女監禁殺人〜


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同名のモンスター(※1)という映画があって、そちらはなかなか傑作なのだが、
それのタイトル&パッケージをパクったパチもん映画。

どういう映画かというと、異常性欲の男と、その男にいいなりの女が共謀して女の子をさらい、
レイプの様子を撮影してから殺すっていう実際に起きた事件を映画化したものなのだが、
「そんなことがあったのか(うんざり)」以外感想がないなあ。

というか俺は、別にホラーやサスペンスに高尚なもんを求めてない。
面白い死に方で笑わせてくれたり、手に汗を握る展開を見せてくれたら、メッセージ性なんてどうでもいいと思ってます。
が、実際の事件を元に、登場人物の名前も実名で映画を作るなら、鑑賞者に何らかの啓示を与える義務があると思う。
でなきゃ単なる下世話な見世物で、被害者やその関係者に対する冒涜でしかない。

(※1)

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こちらも実話を元にした映画だが傑作



シャーロックホームズ


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なんだこの肉体言語なホームズは。

推理するシーンもあるのだが、そっちは割と地味で、
敵を殴って情報をゲロさせようとするシーンや、敵陣に素手で殴りこんで雑魚をボコボコにするシーンばかりが印象に残っている。

原作で宿敵ポジションのモリアーティ教授も出てたんだけど、頑なに手と声だけの出演で、顔は見せなかった。
続編はこいつが敵なのかな。

ホームズも大概だが、モリアーティもモリアーティで、服の袖に拳銃が飛び出すギミックを仕込んでたりとか、
かなりの武闘派な様子なので二人の肉弾戦が楽しみです。



人間狩り


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原題はPIG HUNT。つまりブタ狩りなのですが、なぜか邦題で意味が裏返った。

原題を見ての通り、巨大ブタ映画です。
田舎の山奥で大麻畑を営むヒッピー集団が、大麻を守る番豚として体重1トンの超巨大豚を放し飼いにしており、
山にレジャーで訪れた主人公たちが不運にも襲われるというストーリー…のはずなのだが、
実際ブタは全然出てこなくて、尺の9割くらいは主人公たちVS地元ドキュン軍団VSヒッピー集団の
どうでもいい三つ巴の戦いが延々繰り広げられる。

でラスト 10分、ようやくオツコトヌシさまが出てくるのだが、
全身を作る予算がなかったのかなんなのか、顔のアップしか写らず、
「え、ちゃんと全身見せろよおい!」と思ってる間に主人公のボウガンで頭をぶちぬかれてブタ昇天→エンドロール。

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